久々に英国美容ネタです。ロックダウン中もいろいろ髪色を遊びましたが、過去15年くらい基本的にアッシュ系を目指しています。染めるとものすごくオレンジ!になり、恐ろしく傷む髪質です。
このため、色が抜ける普通のヘアカラーやブリーチはなるべく使わず、一回毛染めまたはブリーチをして色を抜いたら、後はひたすらカラートリートメントやヘアマニキュアなど脱色せずに色味だけ足すタイプのものを使用しています。なお私は美容師ではないど素人ですが、自染め歴数十年で色々な製品を試してきたと思います。
日本のエンシェールズとかフラガールがあると助かるのですが(利尻昆布は売ってるようですが)、イギリスで手に入る商品で実際に使用してみたものを、アッシュ系(の脱色しないタイプ)を中心に14種類レビューします。
なお、タオルドライ後に塗布する方法だと色の入りが薄くてがっかりするので、通常は乾燥毛にそのまま塗布か、霧吹きか手でちょっと湿らせた髪に塗布で、ラップかヘアキャップで1時間くらい放置しています。
【カラートリートメント】
1.Makki Semi Permanent Hair Colour Mask (Grey)
コスパよく、使いやすく、色も気に入ったのがこちらです。色名グレー。一見赤みのない黒/濃いグレーのような色で、エンシェールズのダークシルバーみたいな色味かな??ブリーチした黄色い金髪に薄めて入れるとトーンダウンしたグレー/シルバー系になります。そのまま原液だと結構暗めになります。緩めテクスチャーで塗りやすい。面倒なのでカラトリは素手でいくことが多いですが、手の染まりもマシな方でした。色を薄めたければ白のコンディショナーを混ぜてOKかと。
2. Makki Semi Permanent Hair Colour Mask (Silver)
色名シルバーは相当薄ーーーい青紫です。白に近いプラチナ金髪レベルまで色を抜いていなければ塗っても全く意味がありません。日本人でこれが必要な人はまずいないと思われます。仕方がないので上のグレーと混ぜて色濃度調節に使いました。
3.Maria Nila Colour Refresh (Cacao Intense)
ダメもとで買ってみたのですが、案外ちゃんと色が入って気に入りました。ただしアッシュ枠ではなく茶色枠です。液体は赤みの少ない深い焦げ茶色。ライトブラウン、オレンジ化した髪、金髪くらいに乗せると色が出る(深みが増す)と思います。いわゆる茶髪くらいではほとんど変化ないかも。手と爪がかなり染まるので手袋使用がお勧め。赤みが少ないので日本でいうところのアッシュ寄りといえなくもない綺麗な色で、さらさらにもなります。
大きいポンプは£20を超えるので、お値段が高めなのが悩みです。Sally Beautyに毛の見本がありますが、黄色い金髪から3回くらい連続使用したら大体あんな感じになるかも。こっちって、日本でありがちな茶とか黒のヘアトリートメントが少ないんですよね…。これは現在使用中のお気に入り。
★ 下記⑤ OSMO Colour Revive Intense Cool Brownと色比較してみました。
カメラを持つ間にうっかり触ってぐちゃぐちゃになってしまったのですが…。右がMaria Nila, 左がOsmoです。分かりづらいのですが液の色は、Maria Nilaはクールだけどまだ赤みもあるいわゆる茶色、Osmoはパープルグレーでいわゆる茶色ではありません(①Makki Greyもこの系統の色)。


4.美Remake カラーアミノクリーム オリーブブラウンとアッシュブラウン
ロンドンの日系美容院にて入手。どちらも色が濃い、緑味寄りの濃い焦げ茶と青味寄りの濃い焦げ茶でよかったです。いつもつい青系のアッシュに行ってしまうのですが、オリーブもいいかも?!と目から鱗でした。どちらの色も赤茶けた毛をいい感じに落ち着けて補正してくれます。さすが日本の製品は日本人に合う色合いでできていますね。
5.Osmo Colour Revive Conditioning Colour Treatment (Cool Brown)
Amazon UKでは写真はポンプ式だったけど、リニューアルされて微妙に名前もColour Revive Intenseに変わり、チューブ型になったものが届いてびっくりしました(Cool Brownの色名と容量は一緒、なおAmazon以外の方が安かった…)。クール系の暗いパープルグレーなので、トーンを落としたい人にお勧め。試しにちょっと手に塗ってみただけで皮膚が染まりました(上記③に色比較画像を載せました)。
Smudge rootsにするために、ちょっと濡らした髪に根元を中心にたっぷり刷毛で塗って2時間くらい放置してみたところ、とてもよく色が入ってブリーチ毛が地毛と馴染むくらいの、かなり暗いアッシュグレー系のダークブラウンになりました。良色。なお白髪は染まりませんでした。お値段2倍のMaria Nilaと違ってさらさら効果はありません。
妙にカーキ寄りな元の髪色もあるので断定はできませんが、落ちてくると緑系グレーになっている…気がするかもしれない??
→ 追記: 白のコンディショナーで薄めて、単品またはMalia Nilaと混ぜて使っていますが、多分これ結構グレーです。名前はブラウンと言い張っていますが、濃いめにブリーチ金髪に入れてから落ちてきた感じをみていると、ブラウンではなく液色の見た目どおり完全にグレーだな、と。
【ヘアマニキュア】
6.DIRECTIONS Hair Dye/Colour エボニーと青系3種
マニパニのような派手色のこってりしたジェル状のヘアマニキュアです。風呂場が大惨事になります。エボニーは一見黒系ですが実際は赤の色素が強く、洗髪すると頭から赤い水と青い水がひたすら出て風呂場に付いた色も落ちずに大変なことになるので、決して黒染めの代わりに買ってはいけません。
濃い青2種とターコイズも買ってみましたが、まあ普通のヘアマニキュアです。黄色い金髪にのせると当然緑系になり、そこまで「アッシュ」になりません。これなら大人しくマニパニを買います。
7.Crazy Color 青系2種
液状のヘアマニキュアです。これは10年前の記憶なのですが、あまりよく染まらなかった思い出。濃い青と薄い青を購入。特に薄い青は、え?なんか色付いた??くらい、私のオレンジ毛には全く歯が立たず。ヘアマニキュアだとやはりマニパニが確実です。
【カラーシャンプー】
8.Charles Worthington Colourplex toning blue shampoo
次はカラーシャンプー行きます。オレンジを消すには青と言われております。この青シャンがオレンジ毛をなんとかしてくれたというレビューをみて購入。Bootsでしばしば安売りしています。濁りの少ない青い色素ががっつり入っていて、手がなかなかに染まります。風呂場も結構青くなります。でも染まっても比較的落ちやすいので、そこまでものすごく心配はいらないかな。使用した次の日に人から指摘されるぐらい、手がスマーフみたいに真っ青なこともあるので、用事がある前の日は手袋推奨。
普通に使う(シャンプーとして泡立ててちょっと放置)くらいでは日本人のオレンジ毛はあまり変わりませんが、毎日連用したらマシになる予感はします。しかし世界が青くなるのでどうも毎日使ってみる気になりません。乾燥毛に塗布して30分以上放置(その後泡立ててまた放置)すると、明るい金髪はクール系にトーンが変わっている気もする。けど同時に毛がガシガシになっている気もする。
9.L’Oréal Professionnel Serie Expert Silver Shampoo
ロレアルのシルバーシャンプー。濃い綺麗な紫です。手はあまり染まりません。かなり薄い金髪の場合は乾燥毛に塗ってしばらく放置するとトーンが変わるはず。ヤンキーイエローくらいだと連用しても、気持ちマシになった??くらいしか効果を感じません。日本人の場合余程色素を破壊しない限りは、紫より青が合うのではないかと思います。
ちなみによくドラッグストアで売ってる金髪用の紫シャンプーは、私の髪では効果がないのが見えているので試していません。
【トナーなど、その他】
10.(番外編)ピンクだけど、 Schwarzkopf Live Ultra Bright or Pastel Pink Hair Dye
Bootsとかによくあるアレです。アルミチューブに固めの原色ピンクが入っています。黄色い金髪にそのまま乗せると、そこまでショッキングピンク!とはならず、いい感じにしっかりピンクです。数回洗うとベビーピンク寄り(地毛が黄色/オレンジの場合、オレンジががったピーチ系)に落ちて綺麗です。
なお、うっかり緑色になってしまった毛に程よくピンクを入れるとミルクティー系の色になるという報告があります。
11.Redken Shades EQ
いわゆる美容院のトナーというやつです。デベロッパーが必要なのでちょっと逸れますが、デベロッパーの濃度が低くて地毛の色は上げない、ということにはなっています。
N6メイン+NA7少々混ぜてトライ。Smudge rootsも自力でできそうですが、全体の髪色がひどかったので結局ほぼ全部塗りにしました。N6ではちょっと暗くなった(金髪がライトブラウンくらい)くらいなので、汚い金髪のラインは多少ぼかせましたが、コントラスト強めのSmudge rootsがしたい or 金髪をダークブラウンにしたい場合は、もっと暗い3とか4とか選んだ方がよさそうです。
NAは5より明るい色は、単色では不自然なアッシュであると外国のYouTuberが言っていましたが、NA7を少し混ぜているので全体的にはオリーブブラウンみたいな感じ。
元々美容院で黄色の残る金髪にグレー/シルバーのトナーを入れられてカーキになっていたのですが、いかにも色見本スティールシルバー!というシルバーのトナーは、茶系かプラチナ系の毛にいれないと緑になります。
12.ケミカルヘナ(ブラック、ダークブラウンなど)
インド製の、小さい袋に入ったヘナと何らかのケミカルの粉です。自分で溶いて使用します。Amazon UKやイギリスのインド系雑貨屋などでも購入可能。黒は赤みのない綺麗な真っ黒になります(ツヤなしパサパサ系ではあるのでオイルとかでケアしないとかも)。ただし、最後に使ったときにはしばらく頭がフケだらけになりました。何が入っているのか怖いです。ナチュラルな本物のヘナ+インディゴではダークブラウンがせいぜいで、そんな真っ黒にはなりません。
しかし普通の黒染めカラー剤は黒くしながらも地毛を脱色してしまい、使用したくないので、今後絶対明るくする予定がないなら根元を避けて塗ればアリかなと思います(ヘナ入りを使うと、後でヘアカラーで明るくするとき色が変になる)。異様に強力なので多分白髪も染まりそう。
この手の粉の毛染めだと、Sainsbury’sとかに「Bigen」が売っているのですが…怖くて手が出せないので使用レポ見てみたいです。おばあちゃんが使っていたイメージですが、今でも櫛とか黒い粉だらけになるのでしょうか。また自然派の店や薬局にもインドっぽい箱に入った、液状のケミカルヘナが置いてあってちょっと気になります。
→ 追記で、その後白髪対策にBigen粉末試してみました。小さい瓶に入った粉末を水で溶いて塗るタイプ。ケミカルですが脱色剤は入っていません。部分染めに使ってみたところ結構いい感じ。Dark Brownにしましたが赤みは感じず、また焦げ茶色というより黒って感じでした。塗った後ガシガシになりますが、洗うと手触りは普通。黒髪で白髪だけ目立たなくしたい方は試してみてもいいかも (ビゲン使用後に再度髪を明るくできるかは不明です。多分無理。しかも色落ちしてきたときに普通のヘアカラーを使用したら変な色になっちゃう可能性あり。なので今後髪を明るくする予定がない、ずっと黒髪派の人にしか勧められません) 。黒も2種類ありますが、相当真っ黒になりそうな雰囲気があり、それはそれで気になります。
13. Blue Blackのヘアカラーでトーニング
不要なオレンジ色を抑えてアッシュ系にするために、ごくわずかなブルーブラックのPermanent Colourの毛染め(市販の箱の2剤式のやつ。メーカーはどれでもよい)をトナーとして使用する方法です。YouTubeでみて非常に気になったのでやってみました。
分量を忘れたので詳しいやり方はYouTubeをご覧いただきたいですが、ほんの少しのブルーブラックの毛染め(1剤)+デベロッパー(2剤)+シャンプー(シリコン入りのもの)+水を泡立てて髪の毛に塗布し、長くても5分以内(金髪だと1分~、茶髪でも最長5分)に洗い流すというものです。
本当かな?と思ったけれど、結果5分ほどでちゃんとアッシュ系になり、またヘアカラーなので色もちもカラトリよりも良かったのですが、私は毛染めですごく髪が傷むタイプなので、水を多めにしてデベロッパー濃度を下げても髪がガシガシになってしまいました。使用する薬剤はごくわずかなので、多分毛は脱色されていないはず。一回でスプーン何回分しか使わずコスパは最強なので、普通の毛染め剤に抵抗がない方は試してみる価値はあるかも。
14.Delia Cameleo Flower Water Toning Hair Color(Violet)
Amazon UKで評判がよく、安かったので試してみました。ピンクが人気のようだけど、ここは黄ばみを抑える紫で。トリートメントしないカラトリみたいな立ち位置のトナーです。濃い色の液体を水やトリートメントで割って使用するタイプ。本来は希釈した色水をかぶってそのまま洗わず終了という使い方のようですが、これでは枕とか襟が大変なことになりそうです。
濃い紫の液体をトリートメントで割って使用しました。レビューに多い1:2では変化がほぼなかったので、1:1かそれ以上濃くして塗布し2時間くらい放置してみました。
金髪とオレンジ毛が細かく混ざっていて全体にオレンジ寄りだったため、妙に赤みが増して不思議なオレンジ?ストロベリーブロンド?みたいに中途半端な赤毛になってしまいました。やはりオレンジ毛には紫より青のようです。
この紫の液は、赤と青のバランスが取れたニュートラルな紫に見えますが、やはり紫は赤みを含むので、赤い色素の残る髪にを足してはいけないのであった…。一回かなりアッシュにトーニングしてから調整で再度使用したいと思います。黄色系の金髪だと、かなりいい感じになりそうです。薄黄色の毛束は綺麗な白っぽい色になりました。
風呂場に紫が飛び散りますが、トリートメントで割ったらそんなに汚れないし、手もそんなに問題ないです。あ、あと色落ちは凄く早いので、濃く入れない場合は週2は使用しないといけなさそう。でも手軽で安価なので色が合えば結構ありです。
その他、主題から外れますが、参考までに日本の製品で気に入っているのは以下です。
・フラガール(ブラック):赤みが少ない黒に近い濃いグレーなので、落ち着かせたいところに使用。乾燥毛につけると比較的色が入りやすく、色落ちしても綺麗なグレー系なので、10種類くらいダークブラウン~黒のカラトリを試した中、近年はこれをリピートしています。フラガールのダークブラウンもいいけど、茶系で赤みが入ってくるため、ブラックをリピートしています。
・ナプラ HB ジュエライズ (アッシュブラウン):青ですが原色ではなくネイビー寄りの色で綺麗です。しかし白髪が染まりません。
・エンシェールズ カラーバター(ダークシルバー):色が濃いですが、割って薄めても使えるので万能。綺麗なグレー/アッシュ系の色ですが、黄色味が残る金髪に使用するとちょっと人工的な色になります。手も汚れないし、手軽で使いやすさ最高。
925シルバーも持っていますが、ダークシルバーを薄めればよいので、ダークシルバーを推します。925シルバーは大分色が薄いので、かなり色を抜いてからでないとそこまで発色しません。
なおピンク(フラッシュピンクかな?)とネイビーブルーも試したことがありますが、ピンクは上のSchwartzkopfと比べて色がかなり薄かった。ほんのりピンク系。ネイビーは悪くないですが、落ちるのが早い。
以上、まだまだ髪の毛難民ですが、もしUK在住の皆様の参考になれば幸いです。



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